保田先生の『ごはん塾』レポート

2008年12月01日

「保田先生のごはん塾」神戸北営農総合センター 11月1日

もっともっとごはんを食べよう!
「保田先生のごはん塾」、JA兵庫六甲神戸北営農センターへ face01 icon01

ゴーゴーご組事務局より
11月1日土曜日に、「生協都市生活」と「JA兵庫六甲・神戸北環境創造米キヌヒカリ栽培部会」との共催で開催された「保田先生のごはん塾」の様子をレポートいたします。







稲刈りも終わり、美味しい新米が出回る季節。「ゴーゴーご組」は神戸市北区八多町のJA兵庫六甲神戸北営農総合センターへ向かいました。阪神間から車なら約30分。のどかな田園風景が広がります。さわやかな秋風と真っ青な空。今回も絶好の「かまど日和」に、応募した生活協同組合 都市生活の組合員さん38家族132人が参加しました。お米はJA兵庫六甲さんから提供いただいた地元産の、つぶぞろいの新米です。
用意した4基のかまどに分かれて、子どもたちは「かまど隊」のお兄さん、お姉さんたちに教えてもらいながら、升でお米を量り、ザルに入れるところから始めます。



はじめのあいさつで、生協都市生活副理事長の大沼和世さんから「今年は雑草が多く、協力生産農家の皆さんにはご苦労をおかけしました」との話しがありました。それというのも、生協都市生活とJA兵庫六甲は「有機性肥料だけを使う、農薬を極力使わない…」などの約束を交わし、協力して環境と体にやさしいお米「環境創造米」を生産・供給しているからです。口で言うのは簡単。でも、生産農家の皆さんには大変な苦労があります。そこで、実際に体験しようというのが、同会場内カントリーエレベーター前にある「きらり 交流のたんぼ」です。農家の人たちに手伝ってもらいながら、田植え、草取り…、そして10月末に稲刈りを済ませました。除草剤を使っていない田んぼには、今、たくさんの雑草が生え始めています。



さて、子どもたちは量り終わったお米を洗います。「よいしょ」。流しにちょっと背が届かない小さな子もがんばって! 洗ったお米をお釜に入れて、かまどにセッティング。水を計量して入れたら、蓋を閉めます。その頃、保護者の皆さんは「保田先生のごはん塾」会場へ。保田先生「今朝、パンを食べて来た人、手を挙げてください」。パラパラ…。「ウソをついてはダメですよ」。約半数の手が挙がりました。



外では、薪割り体験が始まりました。お兄さんが持つ鉈(なた)を上からトントンと薪で叩きます。小さな手に力を込めて一所懸命。でもビクともしません。さすが、ちょっと大きなお姉さんなら一気に割れました。割った薪をかまどにくべます。火をおこしたら、火吹き竹で「ふ~ふ~」と空気を送ります。「あっ!あっちのかまどの煙突から煙が出てきたよ。僕たちのところはまだだよ、お兄ちゃん」。かまど隊もタジタジ。ふ~ふ~、頑張れ。その後、お釜がグツグツし始めたところで、子どもたちは、農家から運ばれて来る籾(もみ)を玄米に加工する大きな設備カントリーエレベーターを見学。



その頃、保護者の皆さんは、保田先生のお話に熱心に耳を傾けていました。「食の安全は、『品質上の安全』だけではありません。『食べ方の安全』を間違って、健康を害することも多いんですよ。欧米人に比べて腸が長い日本人には、ごはんが一番。そして、『量の安全』も今の日本では危うくなっています。農家の方の高齢化が進んでいますから、20年後、日本には食べ物がなくなる可能性があります。私たち自身の健康と、子どもたちの未来のために、いろいろな意味での食の安全を考えましょう」

講義が終わる頃には、ごはんが炊き上がり、全員そろってお釜の蓋オープン! ふわっと上がる湯気とともに、炊きたてごはんのいい香り。さあ、並んで。持ってきたお茶碗にごはんをよそってもらって「いただきまーす」。「おいしー!」。あっという間に4つのお釜が空っぽです。「おかわりしたかったのにな…」。今夜はお家でおいしいごはんを炊こう!



最後は生協組合員さんが生産調整によってお米をつくらなくなった田んぼで育てたコスモス摘みです。田んぼはずっとそのままにしておくと、草や木が生い茂り、またお米を育てる田んぼに戻すには大変な苦労をすることになります。
ごはんをいっぱい食べて、秋には田んぼに稲がたわわに実る。そんな日本の原点に戻らなくていけないんですね。
保田先生のお話にもありました。「私たち自身の健康のために、子どもたちの未来のために…」
「明日の朝食は?」「ごはん!」




この記事へのトラックバックURL

http://yasuda.gokumi.com/t740
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません